洗礼① 〜Pascuales〜
2/11(火)martes
朝からドキドキしていた。
いけるのか自分?!
キャミ達がまずはコーヒーを飲もうと誘ってくれた。近くの飲み物屋でコーヒーを買って波チェック。
サイズは頭から頭半。
バックウォッシュが入り最高な状態ではないけど、
エキスパート達はチューブを決めていく。
こんなサーフィンを目の前で見たのは初めて。
キャミ先生がパスクアレスの波について色々教えてくれる。
パスクアレスはビーチブレークで、ピークがあちこちある。
この時期は午前中はオフショア、お昼近くになるとオンショアに変わる。なのでサーフィンは基本午前中勝負!
サイズがある時はノーリーシュで入った方が良い。リーシュをしていると板が折れやすかったり怪我をしやすい。
キャミは前回の2週間の滞在で板を3回も折っていた。
今日はそんなに波がよくないしボディーサーフィンだ!と言いサーフボードなしで海に入っていくキャミ。ボディーサーフィンはまさに自分の体を板のようにして波に乗るやり方!
えっ、ここでかーい!
今日はパスクアレスにとってはそんなに大きな波ではないらしい、、、
チューブに飲まれた時の練習にいいと勧められたけど、俺は普通にサーフィンすることにした。
いきなりは無理だろ〜、さすがに。
水着一丁でこの危険な海に入っていくキャミ先生(*゚∀゚*)
サーフボードを持って、リーシュをつけて、俺も後に続く。
先に沖で待っているキャミと合流!
やばいなこの人!
俺は初めてのパスクアレスに緊張。
急に掘れあがる波。周りのみんなが果敢に乗っていくのを横目に俺もトライ。
波が早くて乗りきれない、飛ばされる。今まで見たことない急な角度。だけど乗りたい。
これだと思いパドル、びびってやめる。
バチコーンッ!!
自分の板が右目を直撃。えっなんで板が戻ってくる?
バックウォッシュで板が戻ってきたようだ。こんな事もあるのか!
近くにいたローカルの兄貴には
びびってねぇでいけーと言われる。
びびったからこの結果だよ。
恐る恐る触ると流血している。
兄貴が心配して見に来てくれる。
目の下切れてるよって教えてくれる。
地元の兄貴的存在。いつもアミーゴッと声をかけてくれる。どんな波にも勢いよく乗っていくやばい人。
ちょっと痛いけどまぁ大丈夫だろう。
大丈夫でーす!Esta bien!
っといって続ける。
このまま終われないだろう。
次からは来た波は突っ込んでいくことにした。
一瞬だけチューブに入ったけど、立てなかった。
チューブを中から見ることはできた笑
周りに上手い人がいるので自分に周ってくる波は少ない。一発勝負。
だんだん風が吹き始め試合終了。
上がってきて確認したら思ったより切れてた。ボクサーみたいに。それかパンダ。
でも生きて帰ってこれたのでよしとしよう。練習あるのみ!
そんで次はリーシュなしにしよう。
郷に入りては郷に従え。だっけな。
管理人の陽気なウーロ。
Todo bien?!
全部OK?!
キャミ達はパスクアレス二日延長!
初日からパスクアレスの洗礼を受けたのであった。
あしたあした!!!